保育園の先生に言われたこと
ある日、保育園のクラスの先生に「お話があるので、○曜日の夕方に来てください」
と言われた。
(なんだろうな~)と思いつつも、いい話ではなさそうだったので、ちょっとドギマギしていた。
内容は、息子の送り迎えのときに、自分で靴を履いたり脱いだりしないこと。保育園では自分でできるし、服の脱着もできる、ご飯も一人で完食し、最近ではお昼寝もパンツで過ごすことができる。家でできなくなってしまうのは、息子が親に甘えたい気持ちがあるからではないか。
下の子がいるので大変だと思うが、膝の上に座らせて一緒に絵本を読んであげる等、甘える時間を作ってみたら、自分でやろうという気持ちになるのではないか。
というようなお話だった。
下の子ができたのと、2歳児クラスになって親がなんでもやってあげるという年齢ではなくなったこと、それと反抗期が重なって、息子にきつい口調で怒ることが多くなっていた。
言うことを聞かず、やらなければいけないことが思うように進まず、その中で下の子のお世話をしているので、私がイライラしてしまうことがしょっちゅうあった。
先生はベテランなので、いろいろと察しているかもしれない。
親の子供への接し方がてきめんに、子供に出ていたのかもしれない。
その話を聞いた翌日からは、食事作りや家事等はお迎えまでに全て終わらせて、夕食までの時間、息子と一緒に工作したり粘土したりと一緒に遊ぶようにした。
甘えに来た時は、下の子には少し我慢してもらうようにした。
息子はものすごく嬉しそうだった。
トイトレも出来たときは大げさに褒めた。
今の所、朝の登園~お風呂まではパンツで過ごすようになり、お漏らしもほとんどしなくなった。
その日以降は登園降園時、自分で靴を履いたり脱いだりするよう、少し離れて見守ることにした。
登園時の忙しいときに、動きが超スローの息子、つい「早く!」と言ってしまいたくなるのを抑えて、穏やかに見守ろうと思う。